『東京のような繁華の町中でも、夜分だけは隠れんぼはせぬことにして居る。
夜、隠れんぼをすると鬼に連れていかれる。』(柳田国男『山の人生』より)

森田修平と桟敷大祐が、新たに独自のアニメーション制作を目的として、2003年に立ち上げた映像制作ユニット「YAMATOWORKS」。『カクレンボ』は、ホラー・アニメーションというYAMATOWORKSならではの独自な発想と映像美、彼らの魅力であるどこか懐かしさを感じさせつつも、未来的な情景を想像させるような世界観で描くフル3DCGアニメーションです。古来から語り継がれてきた民話の持つ恐怖が彼らの手によって新たな作品として甦ります。


『カクレンボ』OVA

■本編:約24分
  ・【16:9】 ビスタサイズ(スクイーズ)
  ・ドルビーデジタルステレオ
  ・日本語字幕付き

■映像特典:約45

 ・メイキングコメンタリー
 ・スタッフインタビュー
 ・予告編ほか

■静止画特典:合計37点

 ・キャラクター設定集
 ・ 美術設定集

■封入特典:オールカラーブックレットつき

■発売日:2005年6月30日(木)
■価格:2,800円+税(生産終了)
■発売元:(株)コミックス・ウェーブ・フィルム

メーカー品番:MZDV―0006
JANコード:45-60107-15017-7

©YAMATOWORKS/DENTSU・CWF

 ■ストーリー
 ■キャラクター&キャスト紹介

暗い街があった。荒廃し、渾沌とした街の中に出来る隙間。
路地の明かりが燈るとき、その向こうには、子供にしかできない遊び、子供にしか入れない世界があった。

子供たちは知っている。鬼と呼ばれる異形の者達との「オトコヨ様のお遊戯」、秘密の遊び「カクレンボ」のことを。行方不明になった妹を探すためにカクレンボに参加する少年ヒコラ、そしてヤイマオ。鬼の正体を暴こうとする3人組のノシガ、タチジ、スク。不気味な双子インム、ヤンク。そしてたった一人の女の子。

子供たちは知りたかった。この遊びを、この街を、この世界を…。






ヒコラ:「カクレンボ」の主人公。 行方不明になった妹を探している
(竹内順子 「NARUTO」「デジモンフロンティア」)
ヤイマオ:ヒコラの兄貴的存在
(植木誠 「テニスの王子様」「DEAR BOYS」)

女の子:素性のわからぬ不思議な女の子
(鈴木真仁 「レジェンズ」「ワンピース」)

ノシガ:強がりなガキ大将
(内藤玲 「テニスの王子様」「おじゃる丸」)

タチジ:ノシガの第1の子分
(石橋美佳 「遊戯王デュエルモンスターズ」「それいけアンパンマン」)

スク:ノシガの第2の子分
(小林晃子 「マシュマロ通信」「GetRide! アムドライバー」)

インムとヤンク:暗い過去を持つ双子の兄弟
 
 ■スタッフ
 
・YAMATOWORKS
森田修平桟敷大祐二人による制作ユ ニット。 1999年より、2Dタッチの3Dアニメーションで評価の高い独立系のクリエイター集団 「神風動画」のメンバーとして活動。 「ioCI」WavyAward99 最優秀賞、「ガソリンマスク」 Sony DEP99 入賞。

【原案、脚本、監督、絵コンテ、演出、CGIアニメーション、編集】
-森田修平(もりた しゅうへい)-
奈良県出身。1978年生まれ。 2001年京都造形芸術大学卒業。
在学中より映像制作をはじめ、1999年神風動画の立ち上げに参加し、2000年から約2年間、神風動画とともにスタジオ4℃でも活動。
主にCGIアニメーションを担当し、2002年制作アーサーCクラーク原作「MARS BRAT」 では監督、演出を担当。 また在学中に制作した「MTV Station-ID男伊達」が2001年度のPROMAX&BDAにて銅賞受 賞他。 2003年より独立、YAMATOWORKSを立ち上げ、第一弾として「KAKURENBO」を制作。

【キャラクターデザイン・世界観設定・レイアウト・美術】
-桟敷大祐(さじき だいすけ)-
京都府出身。1976年生まれ。
1999年神風動画の立ち上げに参加し、2000年から約2年間、神風動画とともにスタジ オ4℃でも活動。
様々な作品でキャラクターデザイン、世界観設定、美術を主に担当、 2003年制作の漫画松本大洋原作「ナンバーファイブ」の映像化では監督,演出を担当。 2003年より独立、YAMATOWORKSの立ち上げに参加。

YAMATOWORKS:ホームページ


【脚本】
-黒 史郎(くろ しろう)-
神奈川県出身。1974年生まれ。
1998年頃からサイト『幻想住人録666』で様々なジャンルのオリジナル小説を公開する。
また収集資料を元に、雑誌・ビデオ・テレビ番組等への資料提供や原案協力を手掛ける一方、数万項目に至る『黒語事典』を製作中。現在、生物学や
文化人類学の研究を進めながら、新しいジャンルを築く物書きとして作品を執筆中。

【音楽】
-北里玲ニ(きたざと れいじ)-
東京都出身。1961年生まれ。
ポストプロダクションスタジオにて、映像制作、音楽制作、デザイン業務に関わった後、1996年独立し、CF音楽、映画音楽、企業V.I. 、オンエアープロモーション等を中心に音楽制作やサウンドデザイン/プロデュースを始める。
主な作品は「エコエコアザラク」(2001)、「JAM FILMS-2 “ファスナー”」(2004)、「隣人13号」(2005予定)、yellow monkey「聖なる海とサンシャイン」ReMixなど。

 
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