昭和百年。人類の脅威は宇宙から来る・・・
昭和百年を迎えた近未来。世界の人口は100億を超え、資源探求のための宇宙開発事業「火星テラフォーミング計画」が国際規模で進行していた。 ロボット工学の権威・楢崎龍一は、かつての研究助手・吉澤に、ロボット研究の再開を依頼されるが隠遁生活のなか科学の誤用も懸念し、その申し出を断る。
そんな中、火星より帰還途中の宇宙貨物船「いざなみ」が日本に墜落。落下した「いざなみ」に積載されていた怪獣ネガドンが墜落現場から覚醒。ネガドンは強力な破壊能力を有し、首都東京に向け侵攻する。人間の放つ攻撃をいとも簡単に打ち砕くネガドン。
その模様をつぶさに映し出すTV映像を見つめる楢崎の脳裏に、事故で亡くした娘・恵美との約束が蘇る。「ロボットが人類の為に活躍する未来を創るのが、父さんの夢だ」。亡き娘との約束、そして科学と人類の未来を守るため、楢崎は立ち上がる。彼が向かった先は、彼自身が科学の結晶をかけ作り出したロボット・MI-6(ミロク)二号機。
かくして、楢崎操る巨大ロボットMI-6二号機と、宇宙怪獣ネガドンの天地をも揺るがす壮絶な死闘が始まる…。 |
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監督・脚本・制作:粟津 順
音楽・音響効果:寺沢新吾
粟津 順プロフィール
1974年愛知県生まれ 愛知県立芸術大学大学院美術研究科日本画専攻修士課程修了。
トライデントコンピュータ専門学校デジタルクリエイター研究科3DCDデザイナー専攻卒業。
映像プロダクション・有限会社マリンポストにCGデザイナー/VFXアーティストとして2年間勤務。 「惑星大怪獣ネガドン」制作のため2003年3月に独立。
代表作
【個人作品】 『大怪鳥マガラ襲来』( CG-ARTS学生CGコンテスト2000入選
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『マガラ撃滅大決戦』(CG&ANIMATION FILM FESTIVAL 2001/オリジナル・ストーリー部門 準優秀賞受賞)
■キャスト
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清水 大/笹原琢磨/湯本あかね/貴志昌文
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